Tuesday, May 6, 2014

料理の神様は見ている。



先日、在カナダ日本大使がトロントにいらしゃいました。
その際、公邸で会食をなさられ、
その料理を橋本が作らさせていただきました。
(正直言うと知らなかったのですが…。
今日何の集まり?と公邸のメイドさんに聞くと、
大使がいらしゃるとのこと。あら、サプライズ!!)

幸い料理を気に入ってくださり、翌日、
料理が美味しかったとのメールを
別の方を介していただきました。

ここで言いたいことは、俺スゴイでしょ!と言う訳ではありません。
何がスゴイって大使が言伝を預け、一介の料理人を慮ったことです。
(慮る ~おもんばかる~ 素敵な言葉ですね〜)

普通料理がいくら美味しくても、「ああ美味しかったね」でお終いですよ。
本当にそう思います。
それをわざわざ言伝を預けたところに
橋本、大変感銘を受けました。

普段は料理をお出ししても、
喜んで頂けたかどうか、なかなか分からないものです。
そんなことが続いていたので、心の持ちようが難し時でした。
そんな折に頂いた一通のメール 、嬉しかったね〜。

料理の神様は見ていると、心底思いました。
ただし、その神様は悪いこともシッカリと見ていて、
気の抜けた仕事をすると ピシャリと返ってきます。

嬉しかったと同時に、襟を正される思いのする
そんな出来ごとでした。

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