Saturday, July 20, 2013

大使達が召されたもの。






















FBをご覧になった方はご存知だと思いますが、
先日、在カナダの政府の方宅で、
料理をさせていただく(ケータリング)機会を頂き
諸外国の大使に食事を作るという、貴重な経験をさせていただきました。

喜んでいただけようで、客席に呼んでいただいたのですが、そこで
ホストの方が私に一言・二言スピーチを!!と急におっしゃったので、
この上なくパニクったんですよ!!(本当に!!)
緊張のあまり何を喋ったかよく覚えていないのですが、
皆さん優しく聞いてくださり、あたたかい言葉をかけてくださいました。

話は前後するのですが、このケータリングの話をいただいた時に、
「いつも通りにやろう!!」と考えるました。
当たり前だと思われるかもしれませんが、
料理人って特別の時に、特別の料理を作りたくなるものなんですよ…。
よそ行きの料理というやつですね。

そんな気持ちを抑えて、
いつも通りに、使い慣れた食材でと…。
それがしいては、教室を取ってくださっている方への敬意の表れになると思ったんです。
だって料理の写真が教室と全然別のもだったら、
「ハ~ッ」って感じゃないですか??(笑)

そんなわけで、1gもレシピを変えずに
そのまま料理をお出ししました。

そんなこんなで、今回はいいレシピございますので、
料理教室にご連絡くださいと言う、
いやらし~いBlogのupなんです。
何だかスミマセン…。

Friday, May 17, 2013

ママのより美味しい??

英語が第一言語のパートナーをお持ちの方、
是非パートナーにお聞きして下さい。
まかない食を作った際に、同僚に
It was so good!! Better than my mom's.
"美味しかったわ~。 私のお母さんの以上よ。"
と褒められる?ことがあります。
(幸か不幸か、お客さんからはその言葉を頂いたことはありませんが…)
私は、素直に喜ぶべきなのでしょうか?

察しの良い方はお分かりでしょう。
日本でこれを料理人に言ったら
少し問題になると思うんですよ!(笑)
料理を生業とし、プロとしている人間に
「ママのより美味しい」
と言う勇気、私は持ち合わせていませんね~。

同僚に真意を尋ねると、最高の賛辞らしいのですが
やはり腑に落ちないんですよ。

彼らの言い分としては、食べ慣れた言わば「最高のもの」、
それがママの味。
それ以上とというのは、凄い褒め言葉だそうです。

髪を切りに行って、終わったら言ってみてください。
"It is better than my mom's."
何が起こるか 責任は持てませんが…。(笑)

Monday, March 11, 2013

誇りに思うこと

料理人の仕事とは、極めて地味なものだとおもいます。
フライパンにお酒をいれて、大きな火柱がたちあがるフランベ。
西洋料理の華ですが、あんなことほとんどしませんね(苦笑)。
下準備や掃除、配達されたものを片付ける。
そんな地味な部分が思いの外、多いんですよ。

誤解を恐れずに言いますが、
料理人は美味しいものを作って当然という意識があります。
だって私なんて料理しか出来ませんからね。
よく冗談で言うのですが、
メール等で使うコピーペスト(通称コピペ)つい最近憶えましたからね…。
(うわー恥ずかしい!!)

それくらい料理しか出来ないわけですよ(涙)
ですから、そうそう自己満足なんてことはありませね。
会計士さんがいちいち計算を終えるたびに、
悦に入ることはないと思うんですよ。

そんな中でも何度かは、自分のしたことを少し誇りに思ったことがあります。
10数年前まだ私が料理人かけだしのころ、
いとこの子(当時彼は7~8歳でした)に、あるパスタを作りました。
時は経て、数年前に日本に一時帰国した際に、
大学生になったその子(イケメン大学生になっていた)と再会しました。
その前日に、彼は母である従姉妹に
またあのパスタ(私が作った)が食べたいな〜と、漏らしていたそうです。

人のとってはすごく小さなことかもしれませんが、
十数年も私の料理を覚えていてくれたなんて
料理人冥利に尽きるな〜と感激しました。
少し自分を誇らしく思えた瞬間でした。

「人の記憶に残る」
そんな料理をこれから何度作れるのでしょうか?
皆さんの記憶に残る料理、
フェースブックで教えてくだい。

www.facebook.com/CooCookingSutdio







Wednesday, February 13, 2013

これさえあれば

























義父母や父がことある時(孫達の誕生日等々)に
荷物やプレゼントを送ってくれます。
その時に私も便乗して、とある料理雑誌を送ってもらっています。
雑誌の大半は料理人向けのマニアックなものなのですが、
中に『味な人』というコラムがありました。
(大好きだったのですが、残念ながら終わってしまいました。)

著名人、有名人に
食にまつわるインタビューをするというものなのですが、
その中で必ずゲストにとっての
『これさえあれば』はなんですかと?尋ねます。
料理好きのある人にとっては『塩』であったり、
またある人は『たまご』であったり…。

その中で非常に印象的なものが一つありました。
スイスの高級時計会社の社長(美食家としてたいへん名高い方だそうです)が
『ワイン』と『あと一人』と答えていたことです。
(一つだけじゃないじゃない、とつっこみたくなる気持ちは置いておき…)
まさに正鵠を射た答えだな〜と感心してしまいました。
どんなに美味しい食べ物をたべても、一人っきりでは味気ないですもんね。

ちなみに橋本にとっての『これさえあれば』は
『ビール』と『ワイン』と『あと一人』ということで…。(三つもかよっ!?苦笑)
ビールを取るかワインを取るか長年さんざん悩んだのですが、
未だに答えが出ず… 降参です。
皆さんにとっての『これさえあれば』、ぜひface bookにて教えて下さい。

http://www.facebook.com/CooCookingSutdio?ref=hl

Thursday, January 17, 2013

キッチンにもっといるぞ!!

先日ある知人からおもしろい話を聞きました。
かのアインシュタインは同じ種類の洋服、
靴をつねづね身に着けていたそうです。
人間は今日はどの服を着ようかとか、
どの靴を履こうかと考えている際に
思いのほか脳のエネルギーを消費しているそうです。
それを避けるべくアインシュタインは常に同じ種類のものを身に纏い、
エネルギーの全てを研究に注いだとのことです。
稀代の天才を持ってもしても、
色々なことは同時にできないのだな〜と思ったんですよ。
このアインシュタインの話を聞いたとき、
料理教室のレシピ作りと趣味である
日曜大工のテーブル作りを同時進行でやっていて、
どちらにも集中できていないことに苛立を感じていたので…。
レベルがぜんぜん違いすぎる(苦笑)
まあ稀代の凡人橋本などいうにもおよばないが…。

異国の天才を引き合いに出さずとも、
『器用貧乏』なんて優れた慣用句がありますね。
いろんなことに手を出すことを戒める
素晴らしい格言だとおもうんです。
フェイスブックにキッチンにばかりいると
自嘲気味に書き込んだのですが、
キッチンに居られること好きなことをしていられること感謝して、
もっと料理に集中しないければと襟をただすおもいです。
(妻には『家事もっと手伝え!!』といわれそうだな〜)
なんだかまとまらない話ですが、
そんなこんなで冒頭の『もっとキッチンにいるぞ!!』
という訳です。チャンチャン









Friday, January 11, 2013

新年

明けましておめでとうございます。
今年の抱負はメールさばき。
包丁さばきには自信があるのですが、
キーボードになるとすっかりペースが落ち、
コピペは最近覚えました。

そして、年末に新たなる挑戦。
COOのフェイスブックを立ち上げました。
ぜひ、お立ち寄りください。
www.facebook.com/CooCookingSutdio


ちなみに下の写真は、子供たち用に煮込みハンバーグです。